モータリストVMS6の特徴
電動バイクというと、CVTを採用しているタイプが多く、マニュアルミッションを採用したモデルでツーリングをしてみたい、という気持ちを満足させることができません。
ところが、2022年にモータリストが東京モーターショーで展示した電動バイクは、なんとマニュアルミッションを搭載したモデルでした。
これが大きな反響を呼ぶことになりました。
東京モーターショーで展示されたモデルのうちの一つが、VMS6というモデルです。
VMS6はストリートモデルとして開発され、オフロードタイプの他の2台とはまた違ったジャンルを生み出してくれました。
VMS6の開発にあたっては、中国のベリモーター社に開発製造を依頼し、モータリストと共同開発という形で、市場導入の機運が高まることになりました。
日本の環境を意識したデザインと性能を誇り、電動バイクの概念を覆すスタイルもVMS6の存在感を高めてくれます。
搭載されているミッションは自動クラッチ形式4段ギアで、加速に合わせてギアチェンジが楽しめる仕組みです。
加速性能も素晴らしく、搭載されている電動モーターはガソリンエンジンに迫る走行性能を実現しています。
加速時の電動モーターのサウンドも心地よく、ツーリングが楽しくなる電動バイクとも言えるかもしれません。
充電は家庭用コンセントからも可能で、一回の充電による航続可能距離は120kmとかなり健闘しています。
VMS6は原付2種になるため普通自動車免許では運転ができませんが、AT小型免許で運転ができるため、普通自動車免許を持っていれば最短2日で取得が可能と、かなり身近な免許になっています。
モータリストVMS6がもつ魅力
電動バイクでは珍しい、トランンスミッションを搭載しているのが最大の魅力です。
ガソリンエンジンのバイクならギア付きのバイクは当たり前ですし、ツーリングを楽しむライダーにはなくてはならないものです。
それが電動バイクに搭載されているのですから、電動バイクの欠点を補ってくれる優れた機能と言えるでしょう。
モータリストVMS6を購入するメリット
環境にやさしく、脱炭素社会に向けた一歩に貢献できるのがVMS6のメリットです。
充電は家庭用電源で可能なので、自宅でいつでも充電ができます。
マンション暮らしでも、部屋にバッテリーを持ち帰って充電することも可能です。
坂道でも楽に登ってくれる強力なパワートレインも、大きなメリットと言えるでしょう。
一般的に電動モーターは非力というイメージがあるかもしれませんが、VMS6のモーターは登坂能力が優れているので、例えば38度の急坂でも楽に走行できてしまいます。
街乗りだけでなくちょっとしたツーリングも楽しめるということもあり、ライダーには見逃せない一台になることまちがいありません。
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