ハーレーダビッドソンの電動バイク「ライブワイヤ―」

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世界に先駆けた電動スポーツバイク・ライブワイヤ―の登場

ハーレーダビッドソンが、電動バイクを発表したと聞いて、驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
昨年の折、経済産業省の発表で、2035年までに電気自動車に移行するとの指針を示しましたが、バイクについては言及されていませんでした。

そのようなおり、2020年12月に世界初となる、電動スポーツバイク「ハーレーダビッドソン・ライブワイヤ―」が、日本で予約販売されることになりました。
まさに、未来形のバイクと言える電動バイクですが、次項のライブワイヤ―のスペックで、ってまずはご確認ください。

ライブワイヤ―の主なスペック

『主要スペック』

エンジン形式:モーター H-D REVELATION
バッテリー容量:15.5kWh
充電時間:普通充電・12.5時間/急速充電・1時間
最大航続距離:市街地235km・高速道路152km
最高出力:75kW(102PS)
最大トルク:114Nm(11.6kg-m)
シート高:795mm
車両重量:255kg
タイヤサイズ(前):120/70ZR17
タイヤサイズ(後):180/55ZR17
ライディングモード:スポーツ・ロード・レイン・レンジ・カスタム

ライブワイヤ―の特徴と魅力

まず、ライブワイヤ―の特徴ですが、電動バイクということもあり、パワー不足を危ぐされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
車両重量が255kgですが、実際に人を乗せるとなると、当然300kg以上は越えてきます。しかしご安心ください。
この状況で、時速100km/hまで加速するのに、およそ3秒しかかからないといいますから、パワフルさには定評があります。

また、このバイクの特徴は、乗り味の異なる7つのライドモードが、自由に選べるという点です。
ということかというと、フルパワーと最速のレスポンスが欲しいときには「スポーツモード」。
そして、雨天などの走行時には「レインモード」などといった具合に、走りそのものをカスタマイズできるところにあります。

ライブワイヤ―のメリット

ライブワイヤ―最大のメリットは、家庭用の電源でも充電でき、フル充電で最大235kmの走行が可能だという点です。
ガソリン車のように、価格の高騰を気にせずに済み、駐車している時間に充電することができます。
航続距離は235kmですが、日本の狭い国土ではこれくらいでも十分です。

免許に関しては、自動2輪大型免許が必要ですが、車両登録区分は電動バイクですので、車検を受ける必要がない事は大きなコストダウンにつながります。
気になる価格は、高級乗用車並みですが、コストの安さを考えると、さほど高い買い物ではなさそうです。