テレビのサイクロン号をリスペクト「シン仮面ライダー」

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『シン仮面ライダー』の特徴

2023年3月に公開された『シン仮面ライダー』は、仮面ライダーファンなら絶対見逃せない映画になったに違いないです。
監督はエヴァンゲリオンも手がけた庵野秀明氏で、庵野氏は『シンゴジラ』の監督としても人気の監督で、この度『シン仮面ライダー』の撮影で指揮を握っています。

仮面ライダーシリーズで注目されるのが、歴代で登場してきたバイクたちでしょう。
本作品ではサイクロン号をリスペクトした新たなバイクが登場し、現代版サイクロン号とも称されるカッコ良さに仕上がっています。

『シン仮面ライダー』の魅力

バイク乗りの視点から見る『シン仮面ライダー』の魅力は、現代にアレンジされた4台目サイクロン号でしょう。
仮面ライダーが自らハンドルを握り登場する場面は、仮面ライダーファンなら感動ものです。
しかも本作品位登場するのは、ホンダのCB650Rをベースに製作されたカスタムバイクです。
とにかくバイクがみたい、というライダーの皆さんもいらっしゃるかもしれません。
作品の中で颯爽と走る光景はきっと釘付けにされること間違いなしです。

サイクロン号は、変形する前はCB250Rが、変形後はCB650Rが採用されていて、その変化に注目してしまいます。
例えば4つ目のライトが採用されていますが、その理由はバイクの規格の変化と関係があるようです。
昔のバイクは前輪が大きいデザインを採用していたため、タイヤとカウルにほとんどすき間がありませんでした。
今のバイクはそうではないため、タイヤとカウルのすき間を埋めるために、2段4つ目のライトが採用されたのです。
突き出た6本のマフラーも見逃せません。

作品で登場したバイク

『シン仮面ライダー』で登場した変形後のサイクロン号のベースになっているのが、ホンダCB650Rというネイキッドバイクです。
CB650Rは水冷4気筒ツインカムエンジンを搭載したタイプで、最高出力95馬力、エンジンの回転数は最大12000rpmという数値を叩き出します。
仮面ライダーのサイクロン号というとCB400を思い浮かべるファンも多いかもしれませんが、本作品では大型化されたサイクロン号がショッカーたちに立ち向かいます。

ホンダCB650Rは複数のバリエーションで知られていますが、その中でも本作品のベースになっているのが、マットなブロンズで仕上げられたタイプです。
他にもこのタイプのバイクにはブラックで決めているブラックメタリック塗装も用意されています。
本来CB650Rはサーキット向けのモデルとして開発されたため、一般のツーリングではパワーがありすぎてしまうと感じるかもしれません。
ですが、市販モデルでは公道向けにチューニングされているため、楽しく快適なツーリングが楽しめるようになっています。