ヤマハが制作したオリジナルアニメ「マスター・オブ・トルク」

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マスター・オブ・トルクとは

マスター・オブ・トルクは、近未来の日本社会を描いた一連のバイクストーリーです。
キーワードは、「パワードスーツ マリシエル・マーキナ」。
バイク走行を最適化する為に、開発されたマーキナは、まさに未来型のバイクスーツ。様々な運命の駆け引きが、映像とストーリーに醸しだされています。

作品に登場するバイクは、実際にヤマハで市販されている「ヤマハMT-09 TRACER」。
作品は全4作で、ヤマハ発動機自らが監修制作したこのショートムービー、迫力のあるポリゴンアニメシーンふんだんの映像をぜひご堪能ください。

マスター・オブ・トルクのストーリー

主人公は、ヒュウガコーポレーション総務部社員、天羽 騨。
ヒュウガの開発した、パワードスーツを巡る秘密が、この作品のストーリーの根幹となっています。
天羽 騨の愛車はヤマハMT-09 TRACER、ちまたでは「ゼブラ」と呼ばれる走り屋として知られていました。
ひょんなことで知り合った真希奈は、ヒュウガコーポレーションの秘密を探ろうと騨に近づきます。
真希奈の行動は、思いがけないトラブルを引き起こし、暴走するバイクに乗った真希奈を騨が助けます。

騨は知ってか知らずか、この騒動に巻き込まれてしまい、過去の因縁に触れてしまうことになりました。
ヒュウガコーポレーションの御曹司「光太郎」との関係も、作品が進むごとに明らかになっていきます。

ヤマハMT-09 TRACER 2017年モデルの主要スペック

『MT-09 TRACER ABSのスペック』
エンジン形式:水冷4ストローク3気筒 / DOHC4バルブ
排気量:845cc
最高出力:85kW(116PS)/ 10,000rpm
最大トルク:87N・m(8.9kgf・m)/ 8,500rpm
全長×全幅×全高:2,160mm×950㎜×1,345㎜
シート高:845㎜
車両重量:210kg
燃料タンク容量:18リットル
カラー:マットシルバー1・ディープレッドメタリックK・マットグレーメタリック3

ヤマハMT-09 TRACERの魅力

マスター・オブ・トルクは、短編ということもあり、距離を詳しく解説することはできません。
作品の内容は、ぜひ本編でご確認ください。
本作品中に、主人公の会社として登場するヤマハMT-09 TRACERは、2014年4月にシリーズ第2世代として発売されました。

オートカラーアウォード2017、グランプリを受賞したほどの洗練されたスタイルは、まさに次世代バイクといってもよいでしょう。
このバイクの特徴は、3気筒エンジンということで、慣性トルクが少なく、モトGPマシンにも採用されているエンジンです。
ツーリング性能は高く、長距離を走るツアラー色が強くなっています。