MFJレディースロードレースとは
MFJレディースロードレースというのは、2007年から開催された日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)が主催するロードレースの1つです。
参加資格は、大会名の通り、女性限定とされています。
近年になって、ロードレースなどに興味を持ち始めた女性が増えてきたという背景があり、この大会が開催されるようになりました。
今では年々参加者が増えてきており、女性にとってはより注目度の高い大会となってきました。
当初は、筑波サーキットで年間3戦レースが開催されていました。
2012年からはスポーツランドSUGOでも年間2戦が行われるなど、どんどん規模が拡大していきます。
そして、2014年から筑波、SUGOでの開催を休止し、ツインリンクもてぎに場所を変更することになりました。
講習会
MFJレディースロードレースは、これに出場するための講習会が存在します。
講習会には、レースに出場予定のない方の参加もOKになっているので、ビギナーの方や全くの初心者の方でも気軽に参加することができます。
講習内容としては、主にレースに即した内容になっているのですが、普段街乗りやツーリングにも参考になる講習もあるため、ロードレースに少しでも興味があるという方は、参考までに参加してみてもいいかもしれませんね。
ライディングの基礎から講習、ロードレースコースもフリー走行体験もできるようになっているので、初心者の方には特にオススメです。
1日でたくさんのことが学べることができ、内容が非常に濃い講習会となっています。
そのため、初心者でも安心して参加することができるようになっています。
2015年はどんな形で行われる?
2015年もてぎロードレース第6戦は11月8日に開催予定となっています。
講習会の受付は同年9月1日から10月19日までです。
講習会は11月1日の予定です。
インストラクターは、チーフインストラクターが元国際A級ライダーの五百部徳雄、日本テレビG+テレビ解説者の坂田 和人、史上4人目の女性国際A級ライダーの井形ともが参加する予定となっています。
基礎練習では、ウォームアップ・ブレーキング・スラローム・コーナリングといった基礎となる走行を行います。
また、座学講習では、サーキット走行のための基礎知識・走行マナー・競技ルールといった項目を学びます。
通常のレースとは違う部分
参加資格を女性限定にしているというのが、他のレースとの大きな差であると言えます。
周囲は女性ばかりなので、初心者あっても、気軽にレースに参加できるようになっています。
レース本番前には、事前講習会があり講習会だけの参加も可能となっています。
自分のバイクを持っていない方のためにレンタル車両もありますから、より気軽に参加することができます。
また、モータースポーツライセンスがなくても、講習会で必要なライセンスが取得可能となっていますから、ライセンス取得を目指す方にもおすすめです。
基本的に、女性ライダーの底辺拡大を目的に運営されているので、初心者の方こそどんどん参加してもらいたいものとなっています。
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