ゼファーのライバルとして登場したヤマハXJR400

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By : GRjap7uK | In : 日本の名車紹介

ヤマハXJR400の特徴

ヤマハXJR400は1993年に登場したオートバイで、カワサキの名車ゼファーのライバルとも言われるようになりました。
ゼファーはヤマハXJR400に先行する形で1989年にネイキッドタイプのバイクとして登場しましたが、それを追いかける形で登場したことがその理由となっています。

ヤマハXJR400の優れた特徴の一つが、パワートレインでしょう。
XJR400に搭載された4ストロークエンジンは、最大53馬力のパワーを引き出します。
トルクフルな走りがこのエンジンの特徴です。

ゼファーのライバルといわれる理由としてネイキッドスタイルを挙げましたが、ゼファーとの違いは圧巻の燃料タンクです。
燃料タンクと合わせてダイナミックなメタルフレームが露出するデザインを採用することで、存在感を際立たせています。
足回りは、XJR400向けに特別にチューニングされたサスペンションを採用しています。
前後に異なる機構を採用することで走行安定性を高めるのに貢献しており、長時間のツーリングでも疲れにくい硬めのチューニングが特徴的です。

ヤマハXJR400の魅力

ヤマハXJR400の魅力は、クラシカルなデザインを採用したネイキッドバイクであること、それと同時にスポーティなツーリングを目指したパワートレインを採用していることでしょう。
90年代にヤマハを代表するネイキッドバイクといえばXJR400と言われるようになったのも、多くのライダーに愛された証拠です。

当時一強と言われたゼファーのファン層に食い込むことができたのは、ヤマハXJR400開発陣がゼファーにはない魅力をXJR400に持たせたことが理由です。
シンプルながらダイナミックかつワイルドな外観は、今でもファンサイトで語り継がれるほどです。
時代の変化を感じさせない、洗練されたデザインがXJR400の魅力を引き立てています。

エンジンが奏でる独特のエンジン音も、ヤマハXJR400の魅力です。
高回転かつトルクフルな走りはライダーの心を鷲掴みにし、加速の際に聞こえるエンジン音は、ツーリングの興奮を高め、その音を愛してやまないファンも少なくありません。

ヤマハXJR400が名車といわれる理由

ヤマハXJR400が名車と呼ばれるようになった理由はいくつかあります。
その一つはヤマハXJR400の洗練されたデザインです。
ネイキッドバイクとしての地位を確立しただけでなく、今でも古さを感じさせないスタイリングはヤマハXJR400が名車と言われるようになった理由です。

ヤマハXJR400には、開発当時最新のヤマハの技術を採用しています。
耐久性の高いエンジンは故障が少なく、ヤマハの技術力の高さを証明しています。
結果として90年代を代表するネイキッドバイクの地位を確立することで、名車として今でも愛されているのです。