ヤマハE01の特徴とは?
ヤマハは、バイク開発で蓄積してきた技術とアイディアを詰め込んだE01という電動バイクを開発しました。
この電動バイクは、従来のガソリンバイクの特性を大きく変えずに、違和感なく電動への移行ができる工夫がなされています。
その中でも最新の技術が詰め込まれていて、ヤマハの技術力の高さが見えます。
たとえば、ダブルクレードルフレームというボディー構造を採っていて、頑丈でブレのない走りを見せてくれる作りとなっています。
これはヤマハのスポーツバイクの技術を応用したもので、気軽に乗れる電動バイクでありつつもしっかりと走りを楽しめるように考えられています。
今までの駆動系とは異なる電動バイクですが、二輪車専用にモーターを開発しています。
永久磁石埋め込み型の高回転モーターで、低速での力強い走行能力と高速走行のスムーズさを実現しているのが特徴です。
また、実用性を考えて大容量のバッテリーを搭載しています。
4.9kWhの出力が可能で、1回の充電で100kmを超える走行距離を可能としています。
さらに、街乗りでも使いやすいようにと、便利なリバース機能を設けています。
デザインは爽やかで近未来的なイメージを与えます。
無駄のないシンプルな見た目ではありますが、曲線を多用して柔らかく流れるような印象を作り上げています。
ハンドルは高めに配置されているため、ライディングポジションは多少高くなり、それにより視野を広く確保できますし長距離走行でも疲れにくくなります。
シートは腰回りの形状に合わせていて、しっかりとボディーをホールドできる作りです。
E01の魅力とメリット
E01は、現段階では市販されておらず実証実験として利用されています。
リース契約によって基本的に3か月間の利用期間が設けられます。
小型限定普通自動二輪免許を持っていれば乗ることができ、AT限定でも問題ありません。
このように、E01は様々なシーンに対応できる力を持ちながらも利用できるライダーの層が広いのがメリットです。
実用性にも優れていて、充電の種類を3つから選べるようになっています。
100V用の充電器を使えば14時間かかりますが、自宅で充電できる200V充電器であれば5時間、急速充電器であれば90パーセントを1時間で終えられます。
必要に応じて充電タイプを選べるのが魅力です。
幅広い層が乗れるバイクでありながらも、ヤマハらしいスポーティーな走りを楽しめます。
特に出足の良さは電動モーターならではの力強さで、ワンランク上の走りを実感できます。
電動のため排気音がなく、かなりの静粛性を保てるというのもポイントです。
夜の住宅密集地でも迷惑をかけることなく乗れるという安心感を与えてくれるものとなります。
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