より実用性の高い電動バイクがBMWから登場
2017年5月に、「BMW C evolution」が発表されました。
これはBMWが開発して満を持して発売した電動タイプのバイクとなります。
電動バイクはどのバイクメーカーも開発を急いでいて、軒並みいろいろなモデルが発表されていますが、多くの電動バイクの欠点を補った形となっているのが、この「BMW C evolution」です。
まず、電動バイクは充電性能があまり強くなく、航続距離が最大でも100キロ程度というものが多かったというデメリットがあります。
ちょっとした買い物程度なら使えるものの、実生活ではあまり役に立たないというのが現実でした。
しかし、この度の「BMW C evolution」は、大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載して、160キロもの航続距離を達成しています。
日常生活での使用だけでなく、ちょっとしたツーリングにも使えるほどの航続距離となっていますので、一気に電動バイクの可能性を広げてくれています。
電動バイクならではの魅力を持つ「BMW C evolution」
弱点を克服するだけでなく、電動バイクならではの利点を生かしているのも、この「BMW C evolution」の良いところです。
電動モーターや低速でのトルクがガソリンエンジンよりも強く、滑るような発進、加速が楽しめるというメリットがあります。
この「BMW C evolution」ではよりその力を生かして、発進のスムーズさを増しています。
そのため、単にエコなバイクというだけでなく、走りをしっかりと楽しめるマシンに仕上がっているのがBMWならではです。
最高速度は時速130キロ近くにまで達し、時速50キロまでに2.8秒で達するという、走行性能の高さが自慢となっています。
デザインも走りやすさもBMWの技術が詰まっている一台
「BMW C evolution」のデザインは、スクータータイプではあるものの、スポーティーさがしっかりと出ていて、高級なBMWバイクのイメージをきちんと受け継いでいます。
落ち着きのある全体的な雰囲気の中に、アクティブなパーツの作りがミックスされていて、他のブランドでは出せない独特の雰囲気が醸し出されています。
また、重心を一般的なスクーターよりもぐっと下げていますので、走行時の安定性がありますし、ハンドル特性もより向上しているというのも特徴です。
取り回しが楽で、街中の狭いところでも楽々運転できますし、ちょっとしたツーリングでも安心して乗れるというのがうれしいところです。
随所に最新技術が用いられていて、ブレーキ時には回生エネルギーを使用して充電をするなど、よりエコ性能が高まっているのも特徴です。
EV充電で最短3.5時間でのフル充電が可能となっていて、楽に毎日の生活に使えるでしょう。
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