スーパーソコ・TCマックスの特徴はこれだ
 スーパーソコ・TCマックスは、スポーツタイプのEVモデルで、いわゆる電動バイクと呼ばれるものです。
 オーストラリアのバイクなのですが、オーストラリアのバイクメーカーといえば、KTMがよく知られていますが、スーパーソコ社はあまり聞きませんよね。
それもそのはず、スーパーソコは電動バイクメーカーとして、2015年に立ち上げられた会社です。
 日本市場への販売は、2020年度からですので、ほとんど名前は知られていないようです。
 そのスーパーソコは、スクーターを含むスポーツタイプの電動バイク5モデルを販売する事を決定しました。
 今回は、そのうちのスポーツタイプ、TCマックスをご紹介します。
スーパーソコ・TCマックスのスペック
『TCマックス主要スペック』
 エンジン形式:モーター SUPER SOCO製
 バッテリー容量:3240Wh(72V45A)・リチウムイオン電池
 バッテリー重量:約23kg (脱着可能)
 充電時間:普通充電・7時間から8時間
 最大航続距離:110km
 最高速度:95㎞/h以上
 最高出力:4.5kw
 最大トルク:NA
 全長×全幅×全高:1982×740×1031㎜
 シート高:770mm
 車両重量:103.5kg
 タイヤサイズ(前):90/80-17 バイアスチューブレス
 タイヤサイズ(後):120/70-17 バイアスチューブレス
 参考価格:税込49万2800円
TCマックスの魅力はここ !
 まず、電動スクーターが多く出回る中、スポーツタイプのネイキッドということもあり、日本の道路事情を考えれば、最高速度95km/hの出力はまずまずなのではないでしょうか。
 ただし、最高出力4.5kwは、約6馬力に換算されるもので、これはスポーツタイプの50㏄バイクにも劣ります。
 これは、最大登坂角度17°という数値に表れています。
 ただし日本の道路の場合、18°を超えるような坂はありませんので、特に問題はないでしょう。
 デザインは、かなりスタイリッシュで、車両重量も103.5kgと軽めなのも評価できます。
 カラーは全部で5色、予約販売ということもあり、入手の方はお早めに予約を入れておく必要があります。
TCマックスのメリット
 電動バイクということもあり、最大の問題点は充電時間や充電場所のリスクが考えられます。
 しかし、TCマックスの場合、バッテリーが脱着可能ということもあり、家庭やオフィスでの充電も可能となります。
 ガソリン車の場合、どうしても相場価格に影響されやすく、ガソリン高騰時にはコストがかかりやすくなります。
 その点、コストが安定しているのも、電動バイクTCマックスの大きなメリットと言えるでしょう。
 また、車検を必要としませんので、その分もコストダウンにつながります。
 

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