ライダーにとって楽しいバイクを提供するスネークモータース
街の風景や人までもコーディネイトしてしまう不思議なバイクを作り出しているスネークモータースは会社自体が「不思議な会社」です。
というのも、架空の会社という立場にあるからです。
バイクその他色々な趣味をお持ちの所ジョージさんは世田谷ベースをいう情報発信基地と持ち、そこで日々、楽しい作業、わくわくするモノたちに囲まれているのですが、この世田谷ベース内で所ジョージさんを社長に、北野武さんを会長に名づけられた架空の会社がスネークモータースであり、そこで販売されているバイクがK16です。
クラシカルなテイストのバイク、何かおもちゃ的な感覚も持っている非常に楽しいバイクで、所さんが本当にこうしたメカを愛していることをそこかしこに感じます。
一流品、最高の乗り心地のバイク、思考の走りができるバイクなどは数あれど、所さんと武さんが作り出すバイクは、おもちゃ的な楽しいイメージと高級感が同居するある意味異質なバイクとしてライダーたちを魅了しています。
バイクに興味がない人でも乗れる原付ベースのK16
自由な発想から生まれたK16は、車好きな人が考えたバイクであり、普通免許で乗る事が出来るK16はバイクに興味がない人にも注目してもらいたいと作られたバイクです。
シルエットも車の魅力が取り入れら獲ていて、落ち着いたデザインです。
でもどこかに楽しさがある、一筋縄では終わらせないバイクといったイメージです。
開発リーダーの藤澤さんは個性あるデザインを主張しながらも、ハードを厳選し、設計にも強度を確保し、しかもコストカットしながら作るという非常にクオリティの高いバイクを作り上げています。
このバイクがベースになって登場したスネークモータースの第二弾となるのが「77」です。
K16はバイクを知らない人でもちょっと興味が出てしまうようなバイクの作り、しかし77は、クラシックバイク好きなライダーならハートを射抜かれてしまうようなシルエットとなっています。
77の魅力はクラシカルだって公道を走るという夢の実現
ラッキーナンバーの7をダブルにしたというこの77ですが、60年代のロードレーサーレプリカが基本となっています。
ホンダワークスなどと同じシルエットを持っているのですが、当時のバイクのようにカスタムする必要はなく、十分魅力的な走りができるバイクとなっています。
K-16のアンダーフレームの前方のデザインを受け継いだデザインです。
エンジンには230ccの空冷シグナル採用で、ポイントは車検の必要がない軽二輪という点、またもちろん高速道路も走行できるという便利なバイクです。
クラシカルレーサーでありながらも公道を自由に走る事が出来る、使い勝手のいい利便性の高いバイク、という点も特徴です。
K-16と比較すると全く違うデザインなのですが、主張している基本部分は同一性があると感じます。
クラシカルテイストはどちらのバイクにもしっかり感じられ、所さんと武さんの遊び心を強く感じられるバイクとなっています。
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