モーターレーシングの歴史
いわゆる、四輪自動車のモーターレーシングが開始されたのは1887年、パリで行われたものが最初ではないかといわれているものです。
今日、有名なところではルマン24時間耐久レースがあげられます。
ドライバーも疲れますが、メカニックの人たちも大変なご苦労があることだと思います。
ちなみに、ここで優勝する車はそののち世界的に人気を誇るものです。
オートバイレースの場合、1878年にアメリカで速さを競う競技が行われました。
それをきっかけに世界各地でレースがおこなわれるようになります。
どちらのレースもそうですが、その時代に合ったドライバーが誕生し、そして自動車、バイクが誕生します。
おそらく皆さんがよく耳にする、ポルシェ、フェラーリ、ジャガー、ベントレーなど、モータースポーツをきっかけに世界中があこがれる車として有名になりました。
そして、これらは「スポーツカー」と呼ばれるようになりました。
初めは、ただ速さを競うだけの競技だったモーターレースですが、今日においては、レースクイーンや、レーシングカーのデザインなど、知らない人でも興味をひかれるようなところにも力を入れ始めたのです。
日本におけるモーターレーシング
さて、日本車においてはどのような歴史をたどってきたのでしょうか。
海外のメーカーばかりが注目されていますが、マツダが優勝したことがあります。
そしてこれをきっかけに、一気にマツダのエンジンはすばらしいという評判が上がりました。
自動車を例に挙げて説明してきましたが、バイクも同じだと言えます。
誰もが優勝したその名車に乗ってみたいと憧れるものです。
それは、若者だけではなく幅広い年齢層の方に共通して言えることではないでしょうか。
このように、モータースポーツの歴史は、その時代の人気車を表すといっても過言ではないと思います。
レースに勝った車種のエンジンを調べ、塗装を研究しいかに皆の憧れるものとして身近に変化させていくのか。
メーカーにとっては、モータースポーツで自社製品を走らすことが、ひとつの宣伝であり、ステータスなのかもしれません。
モータースポーツに参加していないメーカーはおそらく数少ないと思います。
メカニックの技術を競い合いより性能のいいものを作り出す、ドライバーはそんなメカニックの技術を信頼しドライビングをするのです。
メーカーは自社の名に恥じないようプライドを持ちます。
そういった、基本的なことを見直すためのいいきっかけになっているのではと思います。
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