『ドラゴン・タトゥーの女』の特徴
ハリウッドでリメイクされ公開された『ドラゴン・タトゥーの女』は、もともとスウェーデンの映画ですが、いわゆる長編サスペンスです。
スウェーデンの作家スティーグ・ラーグの作品で、三部からなるミステリー小説です。
男尊女卑をテーマに、女性を取り巻くミステリーを描いた異色の作品です。
興行収入は1億ドルを超え人気映画になりました。
世界で数々の賞を受賞したので、映画ファンなら見逃せない作品になりましたが、ライダー目線でも十分楽しめる映画になっています。
『ドラゴン・タトゥーの女』ライダー目線の魅力
ライダー目線の魅力は、作品で登場するバイクです。
このバイクが作品で描かれている光景と不思議にマッチしていて、ライダーを惹きつけてしまいます。
しかもライダーはヒロインということもあって、とてもかっこいいのです。
しかもマニアックにカスタムチューンされたバイクなので、いったい主人公が乗っているバイクはどのメーカーだろう、と考えてしまいます。
どうしてなかなか特定できないのかというと、ミステリー映画ということで、どのシーンも暗いからです。
ちょっと明るい光景もあるので、その時にバイクを特定したいという気持ちになってしまうかもしれません。
ネットで検索をかけると、この作品に出てきたバイクの話で盛り上がっていることがわかります。
やっぱりライダー目線で見てしまうと、気になって仕方がなくなってしまうのでしょう。
ネットで情報交換されているのですが、このバイクはどうも日本製ということはわかっているそうです。
『ドラゴン・タトゥーの女』に登場したバイクとは
『ドラゴン・タトゥーの女』に登場したバイクは、CB350というHONDAのバイクで、なんと昭和47年に登場したバイクなのだそうです。
当時の価格で20万超え、生産台数は月当たり15000台と結構生産されていたことがわかります。
エンジンは2気筒4サイクルエンジンで、最大出力は32馬力とやや抑えられています。
当時の資料では最高出力を抑えることで、中速域での走りを重視した設計にしているとのこと。
街乗りを楽しむために開発されたバイクということがわかります。
ところでCB350ですが、インドではこのバイクが再販されていて現代仕様に生まれ変わっています。
クラシカルなデザイン、メッキを多箇所に施して存在感を高めているなど、これ日本でも売って欲しいと思った人も多いです。
こうしたファンの熱い期待に応える形にしたのか、HONDAが2021年4月にGB350を発売しています。
映画ではCB350が登場していますが、CB350の流れを受け継いだGB350は外観こそはクラシカルですが、中身は最新鋭となっています。
乗り心地も抜群で、ロングツーリングの楽しみを一気にアップさせてくれそうです。
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