モビリティリゾートもてぎ(ツインリンクもてぎ)の歴史

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Posted on : 25-01-2023 | By : GRjap7uK | In : モーターサイクルの歴史と今

モータースポーツファンに親しまれ続けてきたツインリンクもてぎ

ツインリンクもてぎは、栃木県芳賀郡茂木町に位置するモータースポーツのテーマパークです。
その創業は1997年にまでさかのぼり、国内の4輪、2輪モータースポーツの様々な祭典の開催会場となってきました。
トップクラスのレースが開催され、バイク日本グランプリや自動車ではSUPER GTといったレースは定番となっています。
日本国内のレースだけでなくワールドクラスのレースも多数開催されていて、日本の中で最も知名度の高いレース会場の一つとなっています。

ツインリンクもてぎは本多技研が作ったサーキットで、鈴鹿サーキットに次ぐ2本目のホンダによるものです。
メインとなるコースは2つあり、オーバルトラックとロードコースが設けられています。
オーバルトラックはスーパースピードハイウェイとも呼ばれていて、ロードコースと交差する形で併設されています。

これらのサーキットがメインの施設となっていますが、他にも遊園地やホテルなども隣接していて、モータースポーツに関係した一つのテーマパークとして運営されています。
そのため、単にレースを観戦するだけでなく、レジャーとして遊びに来る人も多く集まるようになっています。
また、プロアマのレースだけでなく一般客を対象としたサーキット体験なども頻繁に実施されていて、多くの人に親しまれるスペースともなっています。

オーバルトラックであるスーパースピードウェイは、日本国内では初めて本格的に建設されたサーキットです。
特にインディカーレースでは多くのレースが開催され、鈴鹿ではF1が実施され、インディカーはツインリンクもてぎでという棲み分けがなされていた時もありました。

2022年にモビリティリゾートもてぎに改称された

ツインリンクもてぎは、2022年にモビリティリゾートもてぎに改称されました。
この名称からも分かるように、単にレースを楽しむ場所というだけでなく、一つのリゾートパークとして幅広い層に集まってほしいという運営会社の意向が感じられます。

その流れに合わせるように、様々なアトラクションが開設されてきました。
たとえば、SUMIKAという日本では最大クラスの大きさを誇る屋内ネットアスレチックが作られています。
また、ITADAKIという森の立体迷路もあり、5階建てになっている巨大な施設です。

もちろん、モータースポーツについての理解と親しみを得られる施設もたくさん作られています。
その一つがドリフトSというもので、これはドリフト用に調整されたマシンを使って、安全にドリフト走行でコーナーを攻められるというアトラクションです。
また、もっと気軽に遊べる「ぶんぶんスクーター」というものもあります。
これはミツバチの形をしたスクーターに乗って花畑を走っていくというもので、テーマパークならではの楽しみ方ができます。