先進的なデザインを打ち出したベスパの電動スクーター
ベスパファンは日本をはじめとして世界中にたくさんいて、その伝統的なかわいらしいデザインと、こだわりのあるバイクの作りが多くの人を引き付けています。
新しいモデルが発表される度に高い注目を集めますが、この度は今までとは違った驚きの声が挙がっています。
ついに、ベスパから電動スクーター「Elettrica」が発表され、市販が決まったからです。
今では世界中の多くのバイクメーカーが電動バイクを開発、販売するのが主流となってきましたが、ついにベスパも電動バイクを出すということで、その性能やデザインには注目が集まっています。
ある程度ベスパらしいかわいい丸みのあるフォルムは維持されているのですが、先進的な雰囲気が全体に出ていて、今までのベスパとの違いがはっきりと見えます。
長い航続距離が大きなポイントと言える
電動バイクの開発に当たっては、航続距離をいかにして稼ぐかということが重要なポイントとなってきます。
一般的なスクーターでは50キロ程度の航続距離が必要となり、ツーリングをするような大きめのバイクでは160キロ程度の航続距離がないとライダーを満足させることができません。
その点、新しいベスパの電動スクーター「Elettrica」では通常グレードで100キロ程度、「XVersion」という上位モデルではなんと200キロもの航続距離を出せるようになっています。
スクータータイプでは、100キロの航続距離でも十分なのに、上位モデルではツーリングバイクをしのぐほどの航続距離を稼げるということで、そのスペックには目を見張るものがあります。
最高出力は4kWhと一般的なガソリンスクーターと同じくらいですが、電動モーターの採用により、より強いトルクが出て発進や加速の力強さが味わえることになるのです。
スマホとの接続が可能ともされている
「Elettrica」のパネルはTFT液晶が採用され、とても見やすいシンプルなものとなります。
そして、スマホとの接続が可能になるとされていて、音楽再生など様々な楽しみ方ができるというのもベスパらしい取り組みと言えるでしょう。
「Elettrica」は、伝統的なフォルムや丸みのあるかわいいパーツを継承しながらも、先進的な技術をたっぷりと詰め込んだ一台となっていて、ベスパファンのみならず新しい層にも注目されること間違いなしの一台と言えます。
電動バイクというジャンルで見ても、非常にスペックの高いバイクになりますので期待度が大です。
今までにないベスパの新しい顔を見ることができますので、ベスパに対するイメージを大きく変える可能性もあると言えるでしょう。
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