バイクメーカーでもありカスタムショップでもあるロデオモーターサイクル
S&S製のエンジン搭載のオリジナルバイクが人気のロデオモータースは、群馬県高崎市にあります。
代表者の清水さんはハーレーカスタムバイクの輸入や製造を手掛けたという人物であり、ロスに現地法人を立ち上げ、S&S社などの数々のメーカーとライセンス契約を結んでいます。
このようなライセンス契約の取得によって、メーカーコード「1L9」を取得、ロデオオリジナルバイクを生産しています。
S&S社はハーレーのチューニングパーツなどで有名な会社ですが、そのS&Sを筆頭にその他ライセンス契約を得たことで、ロデオオリジナルバイクは旧車としての顔を持ちながらも、新車を購入できるという魅力的なバイクメーカーとして注目されるようになったのです。
ハーレーのチューニングパーツ、その他ライセンス契約を結んでいることで、カスタムの為の部品なども扱っており、カスタムショップとしてもその名を高めています。
ハーレーの持つ魅力を存分に発揮するためには、エンジン性能をチューニングする必要があり、そのパーツが揃っているのがこのロデオモーターサイクルなのです。
必要なものは何でも導入!それがこの会社の心意気
新車が発売されるたびに代表の清水さんが深く考慮するのが、未来を見据えるという点です。
新型の車が登場する際には、すでに未来に向かって歩みを進めているという事がこの会社を成長させている根源となっているのでしょう。
防音設備の施されたシャシーダイナモノダイノマシンを導入しているのですが、ここで疑問も出てきます。
なぜ旧車テイストのカスタムが主流となっているロデオモーターサイクルに、シャーシダイナモが必要だったのかという点です。
インジェクションモデルのショベル、この開発に携わった時、ネバダ州のDYNOJET社へ行き、シャーシダイナモを利用して「実走行に近いデータ」が欲しいと相談すると、DYNO250iという負荷装置のついている最新機種がいいと意見を聞いて、実際に導入を決定したといいます。
何かに必要であれば即購入を検討する、こうした姿勢が常に注目されるバイクを作り上げていると考えられます。
ユーザーが求めていることに答えるということも大切にしていて、その上で必要なデータを取得できる機器は必要不可欠と考えているのはさすが、人気モータースだと感じます。
シンプルだけど旧車テイストそれでいて新車
オリジナルフレームに全てS&S製エンジンを搭載しているという新車を作っています。
ツインカムモデルもそろい、ナックルヘッドなどもあるといいますので非常にバリエーション豊かです。
クラシカルな外観が特徴のオールドスクールチョッパー、パンヘッド当時のハーレーをイメージしたクラシックな感覚も併せ持っています。
全体的にスタンダードなカスタムと思いきや、内容を見てみるとフルデジタル、旧車だけど新車、扱いやすく乗りやすくかっこいいバイク、それがロデオのオリジナルバイクです。
0