広がるバイクカスタム
バイクパーツは正規品のほか、カスタム用のバイクパーツメーカーが人気です。
現在ではインターネットを使ってオンラインで購入したり注文することができるようになり、
カスタマイズの幅や選べるデザインの幅も広がってきました。
ハンドル、ハンドルバー、グリップ、ワイヤー、
メッキサイドカバー、タンデムバー、ソフトパーツ、
ステアリングパーツ、マフラー、LEDウインカー、アクセサリーパーツなど、
各メーカーから様々なパーツが販売されているとともに新作も続々と登場しています。
かつてカスタムショップを回って気に入るパーツを探しあるいていた時代と違い、
今ではインターネットで簡単に探せますし、
次々に更新される新商品をチェックできるので、
ついつい購入してしまい、カスタマイズの更新頻度が増している人もいることでしょう。
男性ライダー向けだけではなく、
女性ライダーにも嬉しいピンクなどのパステルカラーのグリップや花柄デザインなど
キュートなデザインも豊富です。
各社がこだわるデザインと機能
各バイクパーツメーカーがこだわっているのは、
デザイン性と機能性の両立で、
確かな機能のものを美しいデザインでという機能美を追及しています。
企画部門ではプロダクトデザイナーやカラーデザイナーといったデザインや
カラーコーディネートのエキスパートと、
製作部門のエンジニアがチームを組んで製品の開発に取り組みます。
機能と美のいずれが欠けてもだめで妥協のない製品開発が、
顧客の満足に繋がっているといえるでしょう。
また開発後の製造工程においては、熟練した匠の技が光ります。
素材の1つ1つにこだわっており、
ゴムの硬度のコントロール、デザインの成型、
品質を高めるための二重構造を実現するためのコーティング技術、
美しさと両立する使用感や操作性を職人たちが長年の経験と技を駆使して製品化していきます。
時にはその製品1つのために独自の技術を開発するなどして、
顧客が求めるより高いニーズに応えてくれているのです。
カスタマイズ用のバイクパーツは量産品ではありませんが、
1つのパーツの製造にこれだけのコダワリやコストがかけられています。
もっともだからといって製品価格が手が届かないほど高くなることはありません。
どのメーカーも比較的良心的な価格の上、送料も500円程度からで発送してくれます。
見えない部分のパーツであるワイヤーなどはコストが安く抑えられ、
かつ高品質を維持できるISO9001を取得した海外工場に生産を依頼したり、
パッケージの簡素化などで、全体の製品の低価格に貢献しています。
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